realme GT Master Explorer Edition - クイックフォトレビュー
中国国内で2021年7月に発売された「realme GT Master Explorer Edition」を入手したので、特にカメラ性能の評価に重点を置いたクイックフォトレビューを書いていこうと思う。
DESIGN
FRONT SIDE
前面には、6.5㌅の曲面AMOLEDディスプレイ(FHD+)を搭載。120Hz駆動に対応しており、滑らかな動作が期待できる。前面のデザインに関しては、"いとこ"的な機種に当たるOPPO Reno 6 Pro/+や同Find X3 Neo、OnePlus 8などと同様と思われる。
REAR SIDE
背面は、凹凸のある立体的なデザインとなっている。auのINFOBARなどを手掛けた日本人デザイナーの澤直人氏とコラボした、スーツケースを彷彿とさせるようなデザインがラインナップされているのが本機種の特徴の一つだ。
深澤氏曰く、"スーツケースがまるで手の中にあるかのような錯覚に陥り、日々の生活にも探求心を持つことができるようになる"(realmeのプロモーション動画より)。
なかなか遊び心のあるデザインだ。
背面左上には"MATRIX AI CAMERA"の名を冠する三眼構成のアウトカメラを搭載。ヴィーガンレザーの質感とベージュ系の色も相まって、かなり高級感の感じられる仕上がりとなっている。
上下フレームはフラットな仕上げになっており、下部にはType-CポートとSIMスロット、Dolby Atomos対応のステレオスピーカーを搭載。なお、兄弟機種であるGT Master Editionに搭載されていた3.5mmのオーディオジャックは、残念ながらこちらの機種には搭載されていない。また、microSDカードスロットに関しても両機種とも搭載されていない。
CAMERA
それでは本題のカメラの紹介に移っていこうと思う。
この機種は三眼アウトカメラを搭載しており、上からそれぞれ深度センサー、広角カメラ、超広角カメラという配置。メインとなる広角カメラのセンサーには、OPPOのフラッグシップモデルにも採用されているSONY IMX766を搭載している。
しかし、残念ながら望遠レンズの搭載はME/MEEともに見送られており、代わりに200万画素の深度センサーを搭載しての三眼カメラ構成となっている。ある意味、広角カメラに全振りの割り切った構成ともいえるだろう。ズームをする場合は広角カメラからクロップすることになるが、先に述べた通り広角カメラには5000万画素のセンサーを搭載しているため、二倍までのデジタルズームであれば十分実用的だ。
PHOTO
広角レンズで撮った作例だ。全体的に彩度が高く、HDRのよく効いた写真に仕上がっている。Xiaomi製スマホの写りと少し似た傾向といった印象だ。ディテールまで鮮明に写し出されており、ノイズも見られない。流石は大型センサーを搭載しているだけある。
続いては、大型センサーの真価が発揮されるであろう夜間において撮影した写真を見ていこう。
MOVIE
SPECS